親知らずの抜歯や、良性腫瘍の治療、顎関節症などの、主に口の中や顎での外科的な処置が必要な治療を行う科が「口腔外科」です。
ケースとして多いのが、親知らずの抜歯です。
親知らずの抜歯は必ずしも必要な処置でありません。中には一生親知らずを残したままの人もいます。
ではなぜ親知らずを抜歯する人が多いのでしょうか?
親知らずは一番奥にある、成人になってから生えるケースの多い奥歯です。昔の人に比べ、現代の人は顎が小さくなってきています。そのため親知らずが生える十分なスペースがありません。一部しか生えなかったり、横に生えてしまうのはそのせいであり、その結果、隣の歯を圧迫して痛みが出たり、歯並びが悪くなってしまいます。
また、一番奥にあるが故、歯磨きが十分いき届かず汚れがたまりやすくなり、虫歯になったり炎症を起こしたりしてしまいます。
これらの理由により、今後生じうる障害を取り除くためにも抜歯をすることをお勧めしています。
当院では下記のような口腔外科治療を行なっております。
●親知らずの抜歯・・・半埋伏、水平埋伏
●過剰歯の抜歯
●顎関節症
●顎顔面外傷
●歯牙脱臼・歯槽骨骨折
●小帯の切除
●唾石症
●舌疾患・・・ 舌炎、舌痛症、口腔乾燥症
●口腔粘膜疾患・・・ 口内炎、良性腫瘍
●歯ぎしり・・・ マウスピース作成
*当医療機関にて、治療が難しい場合は提携医療機関にご紹介しておりますので安心してご相談下さい。